おすすめNetflixオリジナル作品①-クイーンズ・ギャンビット-

映画

こんばんわ

緊急事態宣言が出ている現在、お家時間も増えたことでしょう。
私はもともと映画を見ることが特に大好きな時間で、最近ではNetflixのオリジナル作品を漁りまくっています。

おすすめできる見やすい作品を順番に紹介していければと思っています。

本日、紹介する作品は「クイーンズ・ギャンビット」です。

多少のネタバレがありますが、ご了承ください。

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作品内容

まずタイトルのクイーンズ・ギャンビットとはチェスをさす時の、手法の一つです。

つまりチェスを題材とした作品だということです。

チェス自体はルールやコマの動かし方は知っていましたが、細かい手法や歴史などは知りませんでした。しかしチェスを全くわからなくても問題ない内容のため「観ていてわからない」となることはありません。

時代背景は冷戦時代を描いていて、その時代に親を亡くし孤児となった主人公ベス・ハーモンを囲む人間関係を描くストーリーとなっています。

最初の1〜2話でハーモンの幼少期中の孤児院での話になります。
後述しますが、この孤児院で彼女は依存症となる精神安定剤と出会います。

孤児院でのハーモンはいつも孤独です。そんな孤独なハーモンが孤児院地下室で雑用係のシャイベルさんに心を開いていき、チェスを通して親密になっていきます。つまりハーモンのチェスの最初の指導者は雑用係のシャイベルさんだったということになります。

シャイベルさん自身もいつも一人で地下室でチェスをさしていて、ウイスキーを飲みながらふけっています。そんなシャイベルさん自身に惹かれたのか、チェスに興味を持ったのか(おそらく両方)さだかではありませんが、彼女はチェスにだんだんのめり込んでいきます。毎晩寝る前に天井にチェス盤をイマジネーションしながら仮想対戦をしています。

どんどん強くなっていき、ついにはシャイベルさんに勝つようになります。このときわずか9歳。彼女のチェスの才能が開花した瞬間だったのではないでしょうか。

10代になると、養子になった夫婦の元で生活するようになり、舞台は学校へと変わります。
夫妻は夫の遠方出張のため、家での貯金が尽きていきます。そう、孤児院を出てからチェスと離れてしまったハーモンにチェスの大会で出る賞金で生活資金を稼ごうと考えるわけです。

当時の時代背景として女性のチェスプレイヤーはほとんどいなく、男性社会へ一人で飛び込んでいく勇ましい女性でしたが、なんの実績もないハーモンは女性というハンデもあって評価されていませんでした。

しかし賞金目当てで出た地元ケンタッキー州の大会で見事優勝し、少きいを得ることになります。
このことから養母もチェスをすることを認め、いろいろな大会へ出て賞金を狙うようにマネジメントしていきます。

いつしか神童や天才少女とまで言われ始め、順調に様々な大会で勝ち上がっていき、トッププレイヤーへと上り詰めるというお話です。

しかし決してただのサクセスストーリーでは無く、彼女の抱える苦悩や周りの偏見などにやられ、心や体を犠牲にしながらも懸命に戦い前に進んでいく、強い女性像を描いた作品でもあると思っています。

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観るべきポイント3つ

単純にチェスの話ではない

チェスを題材としているのですが、チェスのことがわからなくても問題ありません。

こういったボードゲームを題材とした話でいうと、将棋を題材とした「3月のライオン」もそうですがボードゲーム自体は作品を盛り上げるための一つの手段や要素であって、重要論点ではないと考えています。

むしろそれを取り巻く人間関係や、個人、団体、国などの価値観の異なる者との関わりがメインで描かれています。

観ていてチェスのルールは詳しくもなっていないですし、「この手法は・・!」みたいにはなりません。チェスはすごくやりたくなりましたが、詳しくはなりませんでした。

つまり、そういうことです。

才能を持った女性が世界へ羽ばたいていくストーリーではない

孤児院で才能を開花させた少女が世界を舞台に活躍するはなし・・ではないです。
確かに結末だけ見るとそういう物語になっていくのですが、私は違うと思います。

才能を開花させた少女であっても、彼女はいつも孤独を抱えていました。

学校、家庭、チェス、と彼女の人生は孤独との戦いなのです。
彼女の敵はいつも目の前にいる相手ではなく、自分自身であり、気持ちの変化や、周りの誘惑で、乱されてしまいます。

そんな孤独な女性が、出会ってきた戦友や、養母、シャイベルさんなどの思いに気がつく瞬間が現れます。この時彼女は、孤独ではなかったことに気がつき、いつも誰かに支えられ、また誰かの心の支えにもなっていたのです。

自分の存在、チェスでの戦い、孤独との戦いから脱出するとこができたそんなサクセスストーリーだと私は思います。

才能あるものの苦悩や、依存などの描写が良い

才能ある者の宿命なのでしょうか?

なにか苦悩を絶えず抱えていて、それらを紛らわせ、逃げるために、違うなにかにすがり付いているといったなんとも人間らしい一面が描かれています。

彼女が依存してしまったのは、薬(精神安定剤)とお酒です。

薬は孤児院で毎日与えられていた精神安定剤に依存するようになり、飲まないと心の平穏が保てなくなってしまうようになります。大人になってもそこからなかなか抜け出せずにいます。

もう一つはお酒です。
こちらは養母の死後、拠り所がないとお酒に依存するようになっていきます。
意識がなくなるまで飲み、服も整えない格好で飲んだくれていきます。

表情や顔つきも次第に変わっていき、エスカレートしていきます。

彼女がどうやってこうした依存から自分を取り戻すことができたのかは、ぜひ本編をご覧になって感動してください。

まとめ

1話が1時間程度の全7話となっています。

映画よりもお金がかかっていることも観ていてわかりますし、非常に考えられた描写やカメラワークをされていて、お金を出して見る価値が十分あるモノだと改めて思いました。

ネットフリックスを契約されていて、まだ観ていない方はぜひ、一気観して感想を教えてください。

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